なんか長くて足が生えてるやつ

とっ散らかった文章の場。夢 感想 メモ 脳内 日常

彼らについての考察

みなさん多くの方がと苦手としてる彼らについて
すこし考えてみたいと思います

彼らに出会ったとき、
ある人は悲鳴を上げ、ある人は武器を手に持ち、
たとえ屈強な男性であっても涙を眼に浮かべ、
友人に救援を求めることもあると聞きます

確かに自分にも彼らに対しての
嫌悪感は持っています

汚い、黒い、早い、飛ぶ

パッと思いつくのは、
こんなところでしょうか

でも、本当にこんな理由で怖がっているのでしょうか

少なくとも
彼らを見かけた瞬間は、そのようなことを
考えてはいないように思います

又、外でゴキブリを見たときに
おっと失礼。うっかり名前を出してしまいましたが、
彼らを外で見かけたときにはそれほどの
恐怖を感じないという方も多いのではないでしょうか

そこで自分はこのように考えます

家という自分のスペースに侵入されているという恐怖
これに尽きるのではないでしょうか

確かに、時には部屋に蚊や蛾など
他の虫たちが入ってくることもあるでしょう

しかしその時は彼らとの遭遇ほどの
恐怖は持たないのではないでしょうか

なぜなら私たちは知っているからです
彼らがなぜ家にいるのかを

他の虫は外から入ってくることが主ですが、
彼らは家の「中」に「居る」のです。

知らず内に意志の疎通のできないものが同居している。

そのことに対する違和感は
虫とはいえ耐えがたいものであり、
恐怖として発露します

ですから
彼らが外にいるとき、
違和感から解き放たれた彼らの姿は、
恐怖を与える存在ではなくなるのです

家を彼らと共有の物とし、
お互いを理解しあったたとき
私たちは彼らとともに生きていくことができる

そう思うのです。