なんか長くて足が生えてるやつ

とっ散らかった文章の場。夢 感想 メモ 脳内 日常

適当ですから仕方ないのやつ

鉛筆を削っていたら
中の芯が折れていて
いつまで削っていても
使えそうにない。

どんどんと削っていたら
もう握れないくらいの短さになってしまった

でもなんだか
ゴミ箱に入れるのも忍びなくて
ペン立てに放り込んだ

このペン立てには色の出なくなったサインペンや
ペン先のおかしくなったシャーペンなどが
渾然一体としている

ここまで書いた文章は半分嘘だ
いやおおむね嘘だ

いや本当にあったことしか書いていないが
組み合わせた自称が嘘だ

ホントはそれも嘘かもしれない

そんなことはどうでもいい
今日は記憶について
書いておこうと思う
なんとなくそういやとおもったから

記憶が一人称視点
つまり自分の視点じゃないことが時々ある

妙に俯瞰だったり、不可能な角度だったり
スクラップブックの様だったり
妙な曲が流れていたり
色が抜けていたりと
もう訳が分からん

そういう時は思い出したこととか人から聞いた話とかが
後から記憶を補強しているからそんなことになるのだろうと思う

そんなわけで
自分の記憶はあんまり信用してはいけないものだと考えている

こんだけ適当に再構築された記憶なんてやつは
本当のことなのか間違っているのか
夢かうつつか分かったもんじゃあないからだ

どうしょうもない

しかも天性からのウソつきという要素が
これを補強し実際に会ったことの記憶なのか
もうよくわからんようになってもいる

嘘をつくときは情景から何からを
一瞬想像しているようでわりと記憶に残っているのだ

(ex.倉庫で発酵させている青い生バナナ)

ついても何の得にも損にもならないウソを
息をするようにはいている

ただ嘘をついていたのかどうかは忘れている

記憶はあれどもその時に何を感じていたかとかは
忘れることも多い

映画のワンシーンような感じに記憶されていると
感情は測りかねるのだ
いかに自分と言えども
今の自分とその時の自分とでは
別人であるから

生まれてから今までずっと地続きの自分であることは
間違いのないことなのだけれどそんな風に感じてしまうから致し方がない

普段だって話している途中でコロコロと意見が変わるタイプなのだ
日和っているわけでもなんでもなくて実際にそう思っているのだから
始末に置けん

でもまあ記憶力だけはある
どうでもいいことをよく覚えているねえと言われること
数知れず

まあ正確な記憶ではないかもしれない時点で
使い物にならん記憶なんだけれど

全くどうしようもない


ぼんやりとした世界で生きていますよこんなにも
この文章も何処までがほんとでどこまでが嘘か
自分にだってわかりやしない

思い出そうとするときに
新しく「過去」が構築されているのです

そんな感じで
終わっとこう

話が前後左右過去から未来へそして現在へと
ぐらぐらとぶっ飛んでいるそういう気持ちなのだ

あたまん中では一本化された思考のルートも
こうして書き起こすにつれてポロポロと崩れて
もうごみのような様相を呈しておる

致し方なし致し方なし