なんか長くて足が生えてるやつ

とっ散らかった文章の場。夢 感想 メモ 脳内 日常

「こころ」

今週のお題「今、読みたい本」

今なんか無性に「こころ」が読みたい。

「こころ」は高校の時
教科書で先生とKのくだりだけとりあげられてて
「こころ」の授業の始まる前に読んでしまった。

なんだか短いし
登場人物の感情とかつながりとかが
なんとなく腑に落ちなかったから

次の日に本屋で買って、
それこそ「こころ」の授業中に読んでた 

読んでたらもう
うあああああああああせんせえええええええええってなって
泣きそうになってっていうか
授業中に涙がこぼれたので寝たふりとかして

クラスの皆は先生とKの話しか知らないから
先生を悪く言うけど

せんせいはそんなやつじゃないんだああああってなった 
せんせええええええええええええええってなって

なんかもういろいろと
衝撃を受けた

叫びだしたいくらいに

すげえなんかもうびっくりして
それが夏目漱石との出会い

それからはむさぼるように読んだなあ

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んでまあこのことで
教科書で一部分だけを取り出して扱うことの是非を思った

確かに長いしそれだけで一年間授業出来ちゃう感じだし
教材として扱うのだから仕方ないと思うのだけど

一部分だけを抽出して読ませることで
作品のもつ何かがゆがめられるように思った

ただまあ、教科書に載ってなかったら
読むこともなかったのかもしれんから
一概にどうというわけでもないけど

それに学生のあのころに「こころ」を
読むきっかけを与えられたということは
とても幸せなことだったと思う。

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皆読んだらいいと思うよ
「こころ」

いや、よんでる人多そうだけど

言わずもがな名作

いわゆる「名作」だったり、今も名前が残っているようなものは
やっぱりそれだけの理由があるのだということを思い知らされた

古いからとかそんな理由で敬遠するのはもったいなさすぎるね
もっとそういう本読んでいきたいですね

紙媒体支持派なので本当は本を買って読んだらいいと思うけど
いまや青空文庫なんていうものがあるから
それでもいいから読んでみたらいかがでしょうか

http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/card773.html