最近見た「言論弾圧だ!」 っていうあれ
「書店員の思想で 店に置く本を選択しちゃいけない。言論弾圧だ!」
っていうやつなんかこうピンとこないというか
政治的思想が云々とかそれ以前に、
最近出たものであるとか、売れ行きがいいとか、
ターゲットとしている消費者にあってるとかなんでもいいけど
そういう書店員視点のセレクションが入って
販売されてるわけだと思うのだけどどうなんですかね
あと問屋が扱ってないから注文できないとかね
問屋の利益だったりコネクションだったりとしたもので
本の取り扱いを決めるのはどういう判断になるんでしょう
別に「販売をしない」というジャッジを礼讃するわけでも、
否定したいわけでもないんですけど
それにたいして否定的な見解を示している方は
どういうロジックなんかなと思った次第です
個人としては
この件に関して問題とされてるのは
「特定の書籍を販売するか否かが、書店員の思想で選択される」ことが
表現の自由を侵しているかまたは公共の福祉を侵しているか
とかそういう点だと思うのだけど、
「売れる・好きだから等」取り扱うのと
「売れない・その意見に賛同しないから等」取り扱わないって
なんにしたって書店(員)のバイアスかかってるんじゃないか?
その両者に違いなんてないんじゃないか?と思うんですよね
だとするともとより議論する点がおかしくないですか?
この世すべての書籍がどの本屋であったとしても購入できるわけではないし
それともすべての本屋ですべての本を取り扱え!ということなのか
あと「新潮45」は読んでいないし
それに対する意見はここには一切含まれていないことを明言します。